見そびれていた

今日は朝からかんかんに晴れていたけど、途中で雲行きがあやしくなってあっという間に雨がざあざあ降り出した。
こういうのは久しぶりだったので嬉しくなり、窓をあけて、外を眺めていた。
そのうち飽きて、部屋で本を読んだり前髪を切ったりしていたら、また晴れた。遠くの空に虹が出ていた。おお、と思い、写真に撮る。
しばらくして散歩に出た。わけもなく楽しい気持ちになり、モスで食べものを買って、あんまり行ったことのない方向へ散歩しに行った。
湿った風がなつかしい。
夕日含む空がキレイだったので、立ち止まってそこでお茶とモスを取り出し、空とか町とかを眺めながら食べる。
丈の長い草がざわざわと音をたてる。
人はこない。
時折民家から音がする。
暗くなり始めたので帰る。途中のコンビニで、ごみを捨てた。
今日はいいものを見た。
普通で、どこにでもあって、最近見そびれていたもの。
いつも隣にあり、だからこそ見続けていないもの。
