どれだけ多くの

休日に人に会わないで過すと、人と喋らないので自分の中に言葉が溜まっていくのが分かる。
そういう時は特に色々な事を考える。
くだらないものから壮大そうなものまで。
会社の近くの交差点で先日有名人の家族が事故に遭ったそうだ。
今も「詳細を知っている方ご一報ください」という貼紙と、すごい量の花束や、缶ジュースやカップラーメンなんかが供えられている。
それらの花束の中に、毎日すごい数の事件事故が起こっている中で私がふつうに五体満足で暮らしていることの不思議を垣間見る。
決して少なくない数の人が事故に遭っているのに、それでも事故に遭う人は不運だと考えられる程の現実には、どれだけ多くの人間が生きて生活しているんだろう。
その多さは、頭で分かっている多さの100億倍くらい多いんだろう。
億ってそもそもどれくらいなんだ?
そういうことを、喋らない休日に考える。
こういう静かな日に考えたことは、でも日常の騒がしさですぐ忘れる。
自分の日常を暮らしていくので精一杯だ。それぐらいが丁度いいのかも知れない。
でも忘れずにいようとも思う。覚えきれないから文にして書いておこう。
今日はセーターを買った。
冬物が安くなっていたから。
やわらかいピンクで、明日早速着ていこうと思う。