2008年01月11日

本当の終わりまでのひまつぶし

学生をやっていた頃、さらに言えばサークルにいた時には、すべてを許すタイミングがあった。
すべてを、というのは大げさかもしれないが、それまでつらいことやむかつくことがあっても、この瞬間に帳消しになる、そういう圧倒されるような機会が自動的に設けられていた。
それは例えば定期演奏会であったり、皆からの色紙や手紙であったり、そして卒業であったりする。

会社に入って、それが見えにくくなった。
目に見える終わりが、近くにないからだろう。
近くにあっても気づかない。日常がずっと続くような感覚なのかもしれない。
終わりのない感覚はある意味幸せであり不安でもある。

人間はいつか死ぬという終わりがあるけれど、死が隣にあるということを感じ続けるのはなかなか難しいと思う。ありとあらゆる感情に押され、いつしか見失う。
終わりがないと信じてしまっている。

そのなかで、区切りをつけて、終わりを見つけて、歓喜して、悲しんで、また始める・・・まるで人間が考え付いた、本当の終わりまでのひまつぶしのようだ。


最近会社が早く始まるようになった。
朝起きるのと満員電車はつらいが、早い電車のなかから見える朝の光はいいものだと思う。
朝の光をゆっくり見るため、それほど混んでいない各駅停車の電車に乗れるよう、ちゃんと起きよう。とりあえずそれが今年の抱負。


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2008年01月