2008年03月12日

何かが始まる、そのすこし前

靴を線路に落として遅刻した。
そんな風にはじまった一日。

最近ほんとうにあたたかい。ちょっと前まですごく寒かったはずの私の部屋は、もう帰ってきてすぐ服を着替えて毛布にくるまらなくても、大丈夫になってきている。
また、こころもとない春がやってくる。

今日の昼休みにコーヒーショップのテラス(あたたかかったから)で遅い昼食をとっていたら、隣には就職活動中の学生が、先刻の面接の様子やいまの周囲の状況を報告し合っていた。

何かが始まる、そのすこし前の匂い。春のはじまりはそんな空気に満ちている。
春の訪れを単純に嬉しいと思ったことがあったか、思い出せないが、ここ数年はずっと寂しい気持ちになる。春が苦手だと思ったことはないが、いつも心の置き所がないような気がする。
この気持ちはいつかなくなるのだろうか。
それはそれで寂しい気がする。
きっといまの私には、必要な気持ちなのだろう。



posted at 14:27
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