2008年05月08日

ふいに訪れる

東京は連休最後の日から晴れ。日差しが、もう夏のようだ。
連休明けの机は各地のお土産が山と積み上げられ、最初はみんなの机に同じように配られていたお土産が、各々の好きな順番で片付けられていくのがおかしい。
たとえば私が昨日食べた饅頭が、別の人の机には包装紙にくるまれたまま、まだ残っているとか。

明日取材を控えて、私は少し緊張気味。はじめての人に会うときは、興奮してなんだか笑ってしまう。
私には、緊張したり気が昂ぶったりすると笑ってしまうくせがある。
緊張しいなので、人前でしゃべるときは必要以上に勇気が要るのだが、このくせのおかげで、緊張しているようにあんまり見えないよ、とよく言われる。でも付き合いが長くなると容易にばれる。

このくせはいつからなのか、もう思い出せない。
中学のころは、もう緊張していた。小学校はどうだったか。緊張しいなくせに、目立ちたがり立った私は、立候補はしないが何かの代表になって発表するなんていう機会は好きだった。くせはそのせいかもしれない。
あのころを思うとなつかしい。
傲慢で、傷つきやすく、いまよりずっと素直だった。

なつかしいという気持ちは、日々のなかでふいに訪れる。

「10年前が思い出せるようになったら、年をとったなあと思う」
そんな風なことを高校のとき友達とよく言いあったが、きっとこれから、10年前のことは遠すぎて、思い出せなくなる時期がくるんじゃないだろうか。
そうなったら、ふいに訪れる郷愁に、今以上に胸を締めつけられるようになるんだろうか。




posted at 14:22
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