2009年03月17日
空気を伝う
冬の匂いがだんだんしなくなる。
空気の色が少しずつ濃度を増していくようだ。さまざまな生き物の息遣いなのか、この季節は何もかもが少しざわついている。
学校では合格発表があったそうだ。
日本中の家々で、喜びや励ましやねぎらいの言葉が、実際に口に出されたものから胸中に秘めたものまでひしめいているのだろう。
狂喜した者も落胆した者も、みな明日を始めなければならない。
決意にも似た密やかな興奮が、空気を伝い、変わらぬ日常を送る者の周囲をとりまく。
春はいつも胸の奥がうずうずする。
落ち着かない気持ちを抱えて外へ出ると、同じようにうずうずしている(ような)桜の木が立っている。
同志を見つけたような気分で、歩き始める。
空気の色が少しずつ濃度を増していくようだ。さまざまな生き物の息遣いなのか、この季節は何もかもが少しざわついている。
学校では合格発表があったそうだ。
日本中の家々で、喜びや励ましやねぎらいの言葉が、実際に口に出されたものから胸中に秘めたものまでひしめいているのだろう。
狂喜した者も落胆した者も、みな明日を始めなければならない。
決意にも似た密やかな興奮が、空気を伝い、変わらぬ日常を送る者の周囲をとりまく。
春はいつも胸の奥がうずうずする。
落ち着かない気持ちを抱えて外へ出ると、同じようにうずうずしている(ような)桜の木が立っている。
同志を見つけたような気分で、歩き始める。